自衛隊の調理師に始まり温泉ホテルの板場、喫茶店にラーメン店の経営と、食に関する経験が豊富なご主人。さらに大好きな温泉の勉強にと、ドイツまで行ったというおしどり夫婦が自宅の広間を開放し、手打ちそばを提供している。
幌加内町母子里(もしり)産のキタワセそば粉を使い、すべての工程をご主人が行っている。1日30人前を準備するが、ほとんどの日が閉店時間前に完売になるという。
おすすめは、地元で採れた野菜とエビの天ぷらが、ぜいたくな8点盛りでセットされる「天ざる」(900円)と、どちらも同じタレで味わう「そばとラーメン肉ダレつけ麺」(900円)。2種類の麺のコラボレーションにもびっくりだが、ラーメン単品の「ピリ辛ごまニララーメン」(650円)も「クセになる味」とリピーターをうならせている1品だ。
また、奥さんのアイディアで生まれた「そばコーヒー」はその名の通り、コーヒーとそば粉を混ぜて淹(い)れたもの。絶妙にブレンドされ、飲みやすくてマイルドな味わいが1杯100円(食後)で楽しめる。
夫婦2人で営業しているため、昼時には多少の待ち時間を要する。「今日はゆっくり、のんびり過ごそう」と決めたら、居心地のいいこの空間が、待っている時間さえも優雅な気分にしてくれる。
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